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ブログ「あしあと」

土壁 ”裏返し塗り”

  • movicmen
  • 2018年5月30日
  • 読了時間: 1分

更新日:2021年1月10日

グズグズ天気が続きますが、連日、土壁塗りをコツコツと行っております。

昨日ようやく、すべての片面の壁(室内含む)が塗り終わり、その反対側の塗りに入りました。これを、”裏返し塗り” というそうです。

これが、片面を塗り終えた状態を、反対側から見たところ。

土壁塗りの手順としては、最初、下地となる竹小舞の、”縦方向の竹” の面のから塗っていくのが良いそうです。

そしてここから、この面、竹小舞の割竹が横方向に入っている面を塗っていきます。

これが ”裏返し塗り” 。

裏返し塗りでは、貫板の部分が土が付きにくいため、貫板の上下の土とつなぐように、ワラを塗り込んでいきます。

コテで押さえ、

塗り込みます。

上の貫板も、

土を塗り、その上からワラを乗せます。

そして、コテで押さえ、なじませていきます。

このワラが ”つなぎ” の役割をして、土が落ちにくくなるらしいのです。

貫板ごとにこの作業をするから、こっちの面のほうがちょっと時間がかかるかも…。

引き続き、コツコツとやっていきます。

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